こんにちは、あつきです。
今日は、僕がはじめて心療内科に行った時のお話をします。
この記事を読んでくださっている方の中にも、「うつ病かも…病院に行こうかな」と迷っている、病院に行くのは何となく抵抗感があるという人もいるのではないでしょうか。
かく言う僕もそうでした。
自分は「うつ病かも」と思ってから、4ヶ月後に病院へ行きました。
心療内科は暗くて怖い印象があったし…
病院まで行っておいて、うつ病でなかったらどうしよう…
余計な想像で行くことにブレーキをかけていました。
しかし、実際の心療内科はイメージとは真逆でした。
また、うつ病かもと思うならば、一刻も早く受診をした方がいいです。
なぜなら、うつ病は長引けば長引くほど治りにくくなる病気だからです。
というわけで、心療内科に行くことを迷っている人の参考になればと思います。
それでは行ってみましょう。
Contents
心療内科選び
僕が心療内科に行こうと決意した流れは、下記ブログにまとめています。
自分はグーグルマップで「心療内科」と検索して、口コミが多く評価の高いところを選びました。
今だから言えることですが、自分が今選ぶなら基準としては
- 通院しやすい病院を選ぶ
- 口コミ数が多く、トータルの評価が高い病院を選ぶ
- 医師が複数いる病院を選ぶ
理由を書いていきます。
① 通院しやすい病院を選ぶ
これから何度も通う場所なので、行きやすいところがよいです。
自分は電車1本で行け、家から病院まで計15分で着きます。
うつ病は、薬を飲んですぐに良くなるような病気ではなく、時間をかけて治療していくものなので利便性は大事です。
できるだけ行くことにハードルの低い場所を選びましょう。
② 口コミ数が多く、トータル評価が高い病院を選ぶ
僕は口コミをざっと見ました。
そうすると、何となく院内の様子が分かります。
「あ、ここなら良さそう」という病院を選んでください。
ただ、口コミが多くてトータル評価が高い病院でも、評価が低いコメントもそれなりにあります。
というのも患者さんは治すために行っているので、治療に効果を感じないと厳しい口コミが付きます。
しかし、基本的にはうつ病の治療にはガイドラインが決められていて、それに沿って行われるのでどの病院も治療方針は同じはずです。
だから、治療に効果が感じないことは、患者さんの治療に対する姿勢が悪いということも多々ありそうです。
③ 医師が複数いる病院を選ぶ
うつ病の治療には、医師とのコミュニケーションが大事になります。
医師が複数いる病院では、主治医が合わなかった場合に、交代を容易にしてもらえます。
なぜなら、交代できるだけの人員もいるし、仕組みができているためです。
交代が容易にできれば、主治医が合わないときに別病院を探す必要性が無くなります。
そのため、複数名所属しているところがいいと思います。
- 通院しやすい病院を選ぶ
- 口コミ数が多く、トータルの評価が高い病院を選ぶ
- 医師が複数いる病院を選ぶ
心療内科の予約
自分の選んだ病院は、インターネット予約が可能だったため、ネット予約をしました。
電話での予約はハードルが高いため、これはありがたかったです。
ネット予約では、名前/住所/日付/初診かどうかの確認のみでした。
当日
朝一、9:30に予約。電車に乗って緊張しながら向かいました。
医師にしっかりと自分の症状を伝えるために、スマホのメモに伝えることを書き出して、電車の中で何度も見直していました。
当時のメモは
- 3月〜6月残業続きで気分がよくなかった。(希死願望)
- 忙しい時期が過ぎても、気分は改善されなかった。
- 頭が働かない&集中力がない。
- 胃が痛い。
- 今まで楽しいと思っていたことが楽しくない&やりたくない。
でした。
病院に20分前に到着。早すぎました。
ちょうど病院の外から、中で朝ミーティングをしている様子が分かりました。
早過ぎたので一旦通り過ぎて、時間を潰していました。
病院へ入る
開院の3分前に病院へ入りました。
入って思ったのは、受付の人が全員可愛い…笑
というのはさておき、初診であることと予約したことを伝え、保険証を渡します。
すると、同意書、症状を書くシート、診断テスト、心理テストを渡されました。
待合室で記入し受付に提出し、記入事項の確認がありました。
確認が終わり、待合室で待つように指示されます。
このとき、ようやく落ち着いて病院内を見渡しましたが、自分のイメージとは大きく違いました。
心療内科って暗くて、変な人が多いのかな…と勝手に想像していたのですが、僕が行った病院は白基調の清潔感のある空間(&可愛い女性スタッフが多い)で、患者さんも一見普通の人ばかりでした。
勝手な偏見で行くことに抵抗を持っていましたが、この人が心の病なんだーと思ったり、こんなにも多く人が心の病を抱えているんだと少し安心した記憶があります。
本当はこういうことって書くべきではないと思いますが、これがリアルな感想でした。
カウンセリングを受ける
医師の診断の前に、カウンセリングを受けました。(キレイな看護師でした)
症状について詳しく聞かれ、メモを取っていました。
医師の診療を受ける
看護師のカウンセリングが終わり、ようやく医師からの診療を受けます。
自分の行った病院では、医師が診療をしている間、横にその会話内容をPCに打ち込んでいく人がいました。
医師には、先ほどのカウセンリングのメモが共有されており、メモを見ながら症状や気分をさらに細かく聞かれます。
そして、はじめに受けた診断テストや心理テスト、症状をもとに「中程度のうつ病」と診断されました。
そのときの感想が日記に書かれていました。
うつ病と言われ、正直ホッとした自分がいた。
もちろん、会社を休職しなさいとか言われた訳ではないので、そこまで重症ではないと思っているけど、自分はうつ病だからオカシイんだ。
これが自分の甘えではない(メンタルが不調だから今の状態なんだ)
という安心感があった。
僕の日記から
「うつ病だから立ち止まりなさい」と言われている気がして、「やっと立ち止まっていいんだ」という思いがありました。
その後は、医師から「薬の治療に抵抗感はありますか?」と聞かれ、患者の意志を尊重する形でおおよその治療方針が決められていきます。
血液検査と心電図を測定
その後別室に移動し、薬の服用が可能か確認するために、血液検査と心電図検査をしました。
そして、1週間後に血液検査と心電図の結果をもとに正式に治療を決めていきましょうということで、1回目の診療は終わりました。
その日はSSRIという抗うつ薬(脳内にセロトニンを留める薬)を半錠処方されました。
まとめ
はじめて心療内科に行った日のことを詳しく書きました。
きっと、ここまで読んでくださった方の中に「うつ病かも・・・」と思っている人もいるのではないでしょうか。
うつ病は症状が出ている期間が長ければ長いほど、治療開始から完治まで時間がかかります。
できる限り早めの受診をお勧めします。
自分は通院して3ヶ月が経ちましたが「行ってよかった」と心から思っています。
「本当に治るの?」と不安もあると思いますが、何かをしない限り症状が改善されることはありません。
まずは心療内科に行って相談してみてください。
おわり