こんにちは、あつきです(@conttogrow)
うつ病の記録Ulogを残していきます。
5月中旬からうつ病の症状が悪化。思考がまとまらず文章を書くことができませんでした。
そのため、Ulogを更新しようとトライするものの最後まで書ききることができず断念してきました。
今日もきちんとした文章を書く自信はありませんが、最後まで書けたらと思っています。
休職してもうすぐ1ヶ月
6月中旬に医師から「休職するように」と告げられて、1ヶ月が経とうとしています。
急な宣告に戸惑いつつ、自分の状態の悪さに気づかされました。
当時の自分は、何をしても自己批判が伴い、自分で自分を傷つける、、、
そんな日々の繰り返しでした。
いつしか「なんで生きているんだろう」「死にたい」という言葉も自然に頭の中を渦巻いていました。
それなのに、それが当たり前として受け入れていた自分がいました。
今になって当時の異常性に気付きます。
止めてくれた医師には感謝しかありません。
休職するに当たって
休職前の自分は完全に情緒不安定でした。
頭の中の思考がまとまらずパニック状態で、上司に相談するも、何を相談したいのか自分でも分からず困らせるだけでした。
まさに壊れかけのPCを無理やり動かしている状態でした。
医師に「休職してください」と宣告されたあとは「もうどうにでもなれ」のヤケクソ状態。上司に一方的に「休職します」と告げたのを覚えています。
困らせてしまった上司には申し訳ない気持ちが今更ながらあります。
休職中の葛藤
休職中はたくさんの不安を感じました。
- 本当によくなるのか?
- 会社をクビにならないか?
- 休職して周りの人はどう思うだろうか?
特に周囲の人の目は気になりました。
「急に職場に来なくなった自分に対して周囲の人はどう思うだろうか?」
こんなことを想像していましたが、結局気にしていても周囲の人の気持ちは分からないとあきらめました。
休職を始めたうちは「何をしたらいいか分からない」というのが正直な感想でした。
とにかくやることが無いんです。
健康な人であれば1ヶ月休みをもらえたら「わーい」と好きなことをやると思うんですけど、うつ病の症状が悪化した自分は何もやる気も起きないし、無理してやってみても何も楽しく無いんですよね。
初日は休んでいるものの落ち着かないもどかしい時間を過ごしていましたが、産業医の方が面談をしてくださり
「ボーッと過ごすことが仕事だよ」と言われてからは何もしなくていいんだと安心し休めるようになりました。
それからは1日の大半を睡眠が中心に回っていきました。
寝る、起きる、ボーッとする、寝る、起きる、ボーッとする、寝る… を繰り返しという感じ。
これを2週間位続けたのちに少しずつ元気のある日が増えてきました。
お金では手にできないもの
うつ病と付き合い始めて、もう1年が経ちます。
うつ病になってから常々感じていることがあります。
それは「健康になりたい」です。
過去にこんな記事を書きました。
幸いにも自分は給料がそこそこ恵まれた会社で働いています。
社会人になってお金を自由に使えるようになり、大抵の欲しいものはお金を出して手にすることができるようになりました。
しかし、お金でいくら欲しいものを手にしても満たされることはありませんでした。
人生の満足感を上げるのはそんなものでは無いことに気づかされます。
新しいことを知る喜び、新しい場所を冒険する喜び、好きな人とおいしいものを食べる喜び、好きな人と感情を共有できる喜び、、、
こういった感情が人生の満足度や幸福度を上げると知ったのです。
そして、これらのことは全部、心で感じます。
しかし、現在うつ病を患っている僕には、その全てを感じることができません。
どんな生き方をしたいか
病気になり死の淵に立たされ、「生きる」とは何かということに真剣に向き合うことになりました。
病気になることで、強制的に「死」と向き合わされました。
「死」を考える=「生」を考える
と同じ意味であり
「死」と「生」について考えることは、自分がどんな生き方をしたいかでした。
まだ明確な答えを持ち合わせているわけではありません。
しかし、人生の優先順位は、病気の前後で大きく変わったのでした。
おわり