こんにちは、あつきです(@conttogrow)
うつ病で会社員で、現在2回目の休職をしています。
今回は「うつ病の要因は2つある」というテーマでお話します。
結論「思考」✕「環境」→うつ病の発症
先日、こんなツイートをしました。
上司との会話で感じていた違和感の正体が分かった。
うつ病を発症するきっかけは ブラックな労働環境を強いられたため。
それなのに気分の落ち込みがあると
何が原因だと思う?
と僕の考え方に責任があると言わんばかりに怖い顔で質問してくる。
あなたのマネージャー力を棚に上げないで欲しい
このツイートは、上司に対して苦言を呈したかったわけではありません。
これまでうつ病の原因を自分の中で考えたときに、自分の思考方法に問題があると思っていたんですね。
もちろん、これも正解ではあるんですけど、僕はこれだけが問題であると思っていました。
そのため、インターネットのうつ病から回復された方の発信を読んだり、うつ病の回復へ道のりが書かれた認知療法の本を読んだりと「自分の思考法を修正する」ことだけに集中して取り組んできました。
しかし、あるときふと思ったんですよね。
「あれ?もともと、うつ病の発症したきっかけって、ブラックな労働環境を強いられたからではなかったけ?」
と。
「何も自分の思考だけに問題があるのではないのではないか」
と思い、上のツイートをしました。
うつ病の要因は1つではない
僕の場合、これまで下記のように思っていました。
うつ病の発症したきっかけ:ブラックな労働環境
うつ病になった現在修正すべきところ:自分の思考法
これ書き出してみるとオカシイとハッキリ分かります。
具体的に考えると分かるのですが、仮に上のように「自分の思考法」を修正できたとします。
健全な「思考」を持てたとして、またブラックな労働環境に置かれたらどうなるでしょうか。
どんなに健全な思考法をしたとしても、ブラックな労働環境に身を置いたらうつ病になる可能性は高くなるはずです。
ということは「思考」の修正だけでは駄目だということになります。
やびーさんのツイートから新しい発見
こんなことを考えてしばらく時間が経過したのち、twitter/YouTubeで活躍されているうつ病漫画家のやびーさんがこんなツイートをしていました。
性格や、遺伝、幼少期の環境など、精神疾患になりやすいもとの原因があって、
そこにストレスが加わって、精神疾患を発症するんだって。
もとの原因が大きかったら、少しのストレスでも病気になるし、
もとの原因が小さくてもすごいストレスを受けると病気になる!
(やびーさんのツイートから引用)
僕とやびーさんとで言葉の使い回しが違いますが、僕の言葉に変換すると
精神疾患になりやすい(小さい頃から培ってきた)思考法
✕(その人が身を置く外的要因…ストレス大小)環境
→病気の発症
になるのかなーと。
つまり、「思考」✕「環境」の2つが要因でうつ病の発症に至るということに気づきました。
「思考」✕「環境」→うつ病の発症
修正しなければいけないのは2つ!
そう、今までは修正しなければいけないのは「思考」だけと思っていました。
しかし、実は2つあることに気づきました。
それは、「思考」と「環境」の両方です。
これは自分の中で大きな発見でした。
これを読まれた方は当たりじゃないか!と思われるかもしれませんが、うつ病で頭が回ってない僕にとっては大きな気付きでありました。
うつ病患者がいかに客観的視点を失っているかということにも気付かされるエピソードでもあると思います。
まとめ
「思考」✕「環境」→うつ病の発症
これから僕は2つのことに取り組んでいかなければいけません。
1つ目は健全な思考に修正すること。
2つ目は環境を変えること。ブラック労働ではない環境へ身を移す(つまり、部署異動や転職)こと。
この2つに取り組んでいこうと思っています。
今回はここまでです。
あつきでした(@conttogrow)