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【読書レビュー】セルフ・コンパッション

self-compassion
あつき
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こんにちは、あつき(@conttogrow)です。

今日は、僕の考え方を変えた本を紹介していきます。

紹介する本はこちら!

クリスティーン・ネフ著「セルフ・コンパッション」

この本を知ったのは、今YouTubeでも活躍されているメンタリストDaiGoさんのニコ生放送です。

DaiGoさんと言えば、科学的根拠をもとに色んな解説動画を配信されています。

そんなDaiGoさんが動画の中でオススメされていた一冊でした。

僕がこの本に出会ったのは2018年1月。

2018年1発目に読んだ本にも関わらず、「今年1番学びを得た本」と断言していました。

あつき
あつき

僕にとって衝撃的な内容でした

それでは行ってみましょう!

この本をオススメしたい人
  • 自己肯定感があげたい人
  • 自信をつけたい人
  • ネガティブ思考から抜け出したい人
  • セルフコンパッションについて知りたい人

セルフコンパッション

皆さんはセルフコンパッションという言葉を聞いたことがありますか?

コンパッション(Compassion)は「思いやり」という意味の単語です。

本書ではネフ先生が次のように定義しています。

セルフコンパッションとは

自分に対して慈悲の心をもつこと

あつき
あつき

簡単に言うと「自分に優しくしようね」ということ

「他者に対して思いやりを持とう」は分かりますが、「自分に対して思いやりを持とう」はちょっと不思議な感じがしませんか。

セルフコンパッションの効果としては、

  • ストレスが減る
  • 幸福になれる
  • 人間関係が良好になる

といった効果があります。

ここまで読んでくださってる方は「自分に優しくすることで、ストレスが減る?幸せになれる?」と思われているはずです。

ここから詳しく説明していきます。

まとめ

セルフコンパッションとは、自分に対して慈悲な心をもつこと

感情を悪くするもの

本書の中で、感情を悪くするものは2つあると書かれています。

感情を悪くするものは
  1. 他者への優越感を感じること
  2. 自己批判をすること

嫌な感情を感じている時、主にこの2つをしています。

自分がこのことを知ったとき、悪い感情を感じている最中に「他者への優越感」「自己批判」をしていることに気付くことができませんでした。

しかし、よくよく自分の感情や思考を観察してみると、確かに「他者への優越感」「自己批判」をしていることに気付きます。

あつき
あつき

皆さんも自分の感情を観察してみてくださいね

これら2つは、人類が地球上で生き残るために必要なシステムでありました。

いわば、人類の進化の過程で手に入れた必要な能力であると言えます。

ネフ先生は、次のように言っています。

これらの感情や思考は、私たち自身が選択したものではなく勝手に浮かんでくるものである。

だから、私たちは悪くないし、責める必要もない。

つまり、「他者への優越感」「自己批判」は人間に備わった自動プログラム。

感じて当たり前のことですから僕らは悪くないということです。

まとめ

感情を悪くするのは

  1. 他者への優越感を感じること
  2. 自己批判をすること

セルフコンパッションの3要素

それではどうすればいいか?

ここでセルフコンパッションの出番です。

ここからはセルフコンパッションの3要素をお話しします。

セルフコンパッションの3要素
  1. マインドフルネスであること
  2. 人間の共通性を意識すること
  3. セルフコンパッションをすること

それでは詳しく解説していきます。

① マインドフルネスであること

少し前、瞑想やマインドフルというワードが一時トレンドになっていました。

マインドフルネスとは「自分の感情に気づいていること、認識していること」を指します。

まずは、「他者への優越感」「自己批判」をしている自分に気づき、認識する必要があります。

あつき
あつき

認識しないと次の行動を取れないよ

② 人間の共通性を意識すること

本書では「人間の共通性は不完全であることだ」と書かれています。

「人間は皆、不完全である」ことを意識し、他者とのつながりを感じること。

例えば、何かに失敗してした時は「どんな人でも失敗はすることはあるよね、みんなそうだよね」と考えてみましょう。

あつき
あつき

みーんな同じだよ

③ セルフコンパッションをすること

セルフコンパッションは既に述べたように「自分に思いやりをもつこと」です。

さっきの例でいくと、何かに失敗した時は「大丈夫、大丈夫、なんとかなるさ」と他人にかけるような優しい言葉を自分にかけるということです。

まとめ
  1. マインドフルネスであること
  2. 人間の共通性を意識すること
  3. セルフコンパッションをすること

悪い感情が浮かんできたときは

さて実際に悪い感情を浮かんだ時は、上の3つを意識すると有効です。

ネフ先生はマントラが有効であると言っています。

マントラとは唱える言葉と思ってください。

今から書くのは、僕自身が作ったマントラです。

  1. 【マインドフルネス】今は負の感情が暴れている。
  2. 【人間の共通性】どんな人にも、悩み苦しみがある。僕だけじゃない。
  3. 【セルフコンパッション】僕ならきっと大丈夫。大丈夫だよ。

本書の中でも例が出てきており、自分の言葉に直していつでも唱えられるように作っていきましょう。

悪い感情が起きた時に、マントラを心の中で唱えることで、自分を傷つけることを防げるということです。

まとめ

まとめ
  1. セルフコンパッションとは「自分に対して慈悲な心をもつこと」
  2. 人間の感情を悪くするのは「他者への優越感」「自己批判」
  3. そんなときは「マインドフルネス」「人間の共通性を意識」「セルコンパッション」

本書の中ではたくさんの事例とともに、セルフコンパッションが人の心の傷を癒すことを証明してくれます。

興味のある方は読んでみてください。

今回紹介した本は「セルフ・コンパッション」でした。

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あつき
あつき
うつ病会社員
うつ病と共に働く会社員
仕事を頑張りすぎてうつ病(双極性障害)に。3度の休職・復職を経験。
【うつ病と共に働く】をテーマに投稿しています。

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