【障害者が正社員になる方法】徹底解説

障害者
あつき
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  • 障害者は正社員になるのは難しい?
  • 障害者が正社員になる方法ってあるの?
  • 給料が低いから正社員になりたい

こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。

障害者でも正社員として働いている人はいます。

一方で、「正社員として働きたいけれど、働けていない」という人もたくさんいます。

今回は、障害者雇用の現状を分析し、正社員になる方法を順序立てて解説していきます。

記事の内容は以下の通りです。

  1. 障害者雇用の実態
  2. 障害者に正社員が少ない理由
  3. 正社員になれる人の特徴
  4. 正社員になる方法

この記事を読むことで、障害者が正社員になる方法を知ることができます。

あつき
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筆者は、精神障害者(双極性障害)です。

障害者目線で分かりやすく解説しますので、最後まで読んでいただければ幸いです。

障害者雇用の実態

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まずは障害者雇用の実態を見ていきましょう。

下の表は、平成30年の正規雇用と非正規雇用の割合です。

正規雇用は、正社員のことを指します。

対象正規雇用の割合非正規雇用の割合
日本人全体62.1%37.9%
身体障害者52.5%47.1%
知的障害者19.8%80.0%
精神障害者25.5%74.4%
参考:労働力調査(詳細集計)平成30年(2018年平均(速報)(総務省)、平成 30 年度障害者雇用実態調査結果(厚生労働省)

日本人全体(太字)の正規雇用の割合と比べて、各障害の割合はどうでしょうか。

身体障害は、日本人全体の割合に近い数値を出していますが(それでも低い)、知的/精神障害の割合は大きく下回っています。

この数値は「知的障害者は5人に1人しか正社員で働いていない」、「精神障害者は4人に1人しか正社員で働いていない」ということを示しています。

したがって、障害者で正社員として働く人は少ないということが言えるでしょう。

障害者に正社員が少ない理由

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上述の通り、障害者で正社員として働く人は少ないのが現状。

では、なぜ少ないのでしょうか。

障害者に正社員が少ない理由は下記にあります。

障害者に正社員が少ない理由
  1. 辞める可能性が高い障害者を、正社員採用するのはリスクが高いから
  2. フルタイムで働く人が少ないから
  3. 障害者雇用は誰にでもできる簡単な業務が中心から
  4. 障害者枠を満たすためだけに雇用する企業があるから

理由①:辞める可能性が高い障害者を、正社員採用するのはリスクが高いから

障害者の職場定着率は、非常に低いことを知っていますか。

障害者の職場定着率
参考:障害種別ごとの一般企業への就職後の職場定着状況(厚生労働省)

グラフは障害種別ごとの一般企業への就職後の職場定着状況です。

職場定着率とは、入社〇年目までに在籍している人の割合のことを言います

1年後の職場定着率に注目すると

  • 身体障害:60.8%
  • 精神障害:49.3%
  • 知的障害:68.0%

精神障害を例にすると、入社1年後に会社に残っている人は49.3%、つまり2人に1人は辞めているということになります。

就職してもすぐに辞めてしまう障害者が多いため、企業は障害者を正社員として採用したくありません。

採用や教育、研修にかけたコストが無駄になってしまうからです。

このことが、障害者に正社員が少ない最も大きな原因でしょう。

理由②:フルタイムで働く人が少ないから

下の表は、障害者の1週間に働くことになっている時間です(所定労働時間)。

対象30時間以上20〜30時間20時間未満
身体障害79.8%16.4%3.4%
知的障害65.5%31.4%3.0%
精神障害47.2%39.7%13.0%
発達障害59.8%35.1%5.1%
参考:平成30年度障害者雇用実態調査結果(厚生労働省)

表を見ると、1週間に30時間以上働く人が少ないことが分かります。

正社員の人は、1週間に約40時間(1日8時間×5日)働くことがほとんどです。

短時間労働者に、正社員と同じ待遇を提供するのは割に合わず、非正規雇用として採用することが多いです。

ちなみに、フルタイムで働かない理由はさまざま。

  • 障害のためにフルタイムで働けない人
  • 障害と付き合うためにあえてフルタイムで働かない人

全員がフルタイムを望んでいるわけではないです。

理由③:障害者雇用は誰にでもできる簡単な業務が中心だから

障害者に与えられる業務は、誰にでもできる簡単なものが中心です。

例えば、事務補助、清掃、軽作業など。

このことは、障害者雇用の求人を見ても分かります。

下の表は、障害者向け求人サイト大手「dodaチャレンジ」の職種別求人数です。

職種求人数(件)*2022年1月
クリエイティブ系職種10
事務系職種975
企画・管理系職種61
医療系専門職(医療/介護/福祉)4
営業職13
専門職種(コンサルタント・マーケティング・不動産・士業系)2
技術系職種(IT/通信)163
技術系職種(建築/土木/プラント/設備)48
技術系職種(機械/電気/組み込み)67
技術系職種(素材/化学/食品/その他)17
販売・サービス系職種42
金融関連専門職種3

求人の大部分を占めてるのが、事務職であることが分かります。

これは、企業が障害に配慮し、障害者でもできるであろう仕事を探した結果です。

障害者に限らず一般でも、このような仕事は、非正規社員が担うことが多いです。

このことも障害者に正社員が少ない原因の1つです。

理由④:障害者枠を満たすためだけに雇用する企業があるから

企業には「障害者を一定数雇用しなければいけない」という国のルールが課せられています。

多くの企業は、このルールに則り、障害者が働きやすい環境を整備しているところです。

障害者に長く働いてもらうため、正社員として採用する企業が、大企業を中心に増えてきています。

その一方で、罰則を避けるためだけに、障害者をとりあえず雇うという企業はまだまだ多いのが現状です。

そういった企業は、場当たり的に非正規雇用で採用することが多いです。

障害者に正社員が少ない理由
  1. 辞める可能性が高い障害者を、正社員採用するのはリスクが高いから
  2. フルタイムで働く人が少ないから
  3. 障害者雇用は誰にでもできる簡単な業務が中心だから
  4. 障害者枠を満たすためだけに雇用する企業があるから

障害者で正社員になれる人の特徴

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では、どんな人が正社員になれるのでしょうか。

正社員になれる人の3つの特徴を紹介します。

正社員になれる人の3つの特徴
  1. 安定して長く働ける
  2. 職場に馴染める
  3. 仕事ができる

①安定して長く働ける

上述の通り、障害者の職場定着率は非常に低いのが現状です。

このことが、企業が正社員採用をためらう理由になっています。

そのため、企業が正社員採用するのは、安定して長く働ける人です。

安定して長く働く人は、下記ができます。

  • 体調が安定している
  • 自分の障害を理解している
  • 自分の障害に対処できる

言い換えれば、自分の障害が問題になることが少ない人とも言えるでしょう。

②職場に馴染める

仕事を円滑に進めるためには、職場に馴染む必要があります。

職場環境にマッチングし、職場の人と打ち解けられる人です。

また、自分の障害を説明でき、障害に対して配慮してもらえることも重要でしょう。

障害があっても、支障をきたすことなく、職場に馴染める。

これができてない人を、わざわざ正社員採用することはありません。

③仕事ができる

これは障害者に限ったことではありませんが、正社員採用される人は、仕事ができる人です。

残念ながら現在、企業は障害者をマイナスポイントを持った人と捉えていることが多いです。

(実際は、障害者が職場でにいることで、生産性の向上などのメリットがたくさんある。)

そのため、誰にでもできる簡単な業務をただこなす、だけの人を正社員採用するメリットがないと考えています。

非正規社員にとどまらず正社員になれる人は、企業に付加価値を提示できる人です。

障害者で正社員になれる人
  1. 安定して長く働ける
  2. 職場に馴染める
  3. 仕事ができる

障害者が正社員になる方法

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それでは、障害者が正社員になる方法を紹介します。

障害者が正社員になるためには、3つの方法があります。

障害者が正社員になる方法
  1. 正社員求人を探す
  2. 非正規社員から正規社員に昇格する
  3. 一般枠で正社員求人を探す

1つ1つ見ていきましょう。

①正社員求人を探す

障害者が正社員で働くための方法、1つ目は、正社員求人に応募するです。

当たり前と思う人が多いと思いますが、これはかなり難しいことです。

障害者をはじめから正社員採用したいという企業は珍しく、正社員求人は少ないからです。

そこで、正社員求人を探すためにオススメしたいのは、障害者向け求人サイトの利用です。

障害者向け求人サイトをオススメする理由は

  1. 正社員の求人が多い
  2. 大企業の求人が多い
  3. ブラック企業の求人が少ない(掲載料を払える企業の求人だから)
  4. 専任アドバイザーが利用者1人1人についてくれる
  5. 経歴や希望、障害に合った求人を紹介してくれる
  6. 専任アドバイザーが企業と利用者の仲介役となり調整してくれる
  7. 応募書類の添削や面談の対策など、就職活動全般をサポートしてくれる
  8. 就職後も定着支援をしてくれる

おすすめの障害者向け求人サイトは

  1. dodaチャレンジ(dodaブランドの障害者向け転職支援サービス)
  2. atGP(障害者雇用のパイオニア、障害者の就職・転職をサポート)

どちらも障害者に特化した就職・転職支援サービスです。

サービスの質はピカイチ!

まずは、サイトに登録し、専任アドバイザーと面談をしてみましょう。

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また、上でも伝えましたが、正社員採用されるのは安定して長く働ける人です。

「体調が不安定」「障害を理解したい」「障害の対処法を知りたい」という人は、就労移行支援の利用をオススメします。

就労移行支援に関しては、下記を参考にしてください。

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【2024年最新】就労移行支援おすすめ15選(利用経験者が解説!)
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②非正規社員から正規社員に昇格する

障害者枠の求人件数は、一般枠の求人件数より少ないのが現状です。

その中でも正社員求人は、非常に人気で応募が殺到します。

障害者で正社員採用されることは非常に狭き門です。

しかし、諦める必要はありません。

はじめから正社員を狙うのではなく、非正規社員から正規社員に昇格するルートもあります。

非正規社員の求人の中には、「正社員登用あり」の求人が多く存在します。

このような求人が多い理由は、長く安定して働けることを確認してから、正社員として雇いたいと考える企業が多いからです。

「正社員登用あり」の求人を探すのも、障害者向け求人サイトを利用するのがオススメ。

障害者向け求人サイトを使えば、「正社員登用あり」の求人を絞って探すことも可能です。

ただし、一部企業では「正社員登用あり」と銘を打ちながら、実際は正社員登用した実績がないこともあります。

障害者向け求人サイトを使えば、専任アドバイザーがついてくれますので、正社員登用の実績があるかを教えてくれます。

正社員登用あり採用から始め、正社員にステップアップしていきましょう。

③一般枠で正社員求人を探す

最後に紹介するのは、一般枠で正社員求人を探すです。

障害者枠の正社員が狭き門であるのならば、一般枠の正社員に応募しようという考え方です。

ただし、これは全員にオススメできる方法ではありません。

下記グラフを見てください。

障害別定着率
参考:障害者雇用の現状等(厚生労働省HP)
  • 左のグラフ:障害者枠で就職した人の職場定着率
  • 真ん中のグラフ:一般枠で障害を開示して就職した人の職場定着率
  • 右のグラフ:一般枠で障害を開示せず就職した人の職場定着率

ご覧の通り、一般枠で就職した場合、障害者枠で就職した場合に比べて、職場定着率が低いことが分かります。

右のグラフを見ると

  • 身体障害:1年後に職場に残っている人は41.5%
  • 知的障害:1年後に職場に残っている人は19.4%
  • 精神障害:1年後に職場に残っている人は27.7%

職場定着率が一番高い身体障害でも、半分以上の人が辞めていることが分かります。

障害者が長く安定して働くことは、非常に難しいのが現状です。

それでも、一般枠にトライしたいと言う人はいるはず。

そこで、筆者がオススメしたいのは

  1. まず障害者枠で就職する
  2. 次に障害者枠で長く安定して働けることを確認する
  3. 最後に一般枠に転職する

という段階的に、一般枠にチャレンジする方法です。

一般枠にいきなり応募して、すぐ辞めてしまうのは、本末転倒です。

障害者枠からステップアップしていきましょう。

障害者が正社員になる方法
  1. 正社員求人を探す
  2. 非正規社員から正規社員に昇格する
  3. 一般枠で正社員求人を探す

まとめ:障害者でも正社員になれる!

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障害者で正社員で働く人は少ないのが現状です。

その理由は

  1. 辞める可能性が高い障害者を、正社員採用するのはリスクが高いから
  2. フルタイムで働く人が少ないから
  3. 障害者雇用は誰にでもできる簡単な業務が中心から
  4. 障害者枠を満たすためだけに雇用する企業があるから

そして、正社員になる方法は

障害者が正社員になる方法
  1. 正社員求人を探す
  2. 非正規社員から正規社員に昇格する
  3. 一般枠で正社員求人を探す

求人を探す際は、障害者向け求人サイトを利用するのがオススメ。

下記サイトに登録&面談を行えば、専任アドバイザーから求人をバンバン紹介してもらえますよ。

  1. dodaチャレンジ(dodaブランドの障害者向け転職支援サービス)
  2. atGP(障害者雇用のパイオニア、障害者の就職・転職をサポート)

障害者向け求人サイトを利用して、就活を成功させてください。

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@うつ病会社員
うつ病と共に働く会社員。

仕事を頑張りすぎてうつ病(双極性障害)に。3度の休職と復職を経験。2022年5月に復職し2年が経過。障害者手帳3級。

うつ病になっても社会復帰できる社会を作りたい。「うつ病と共に働く」「うつ病と共に生きる」をテーマに投稿しています。

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