【2024年最新】障害者向け求人サイトおすすめ8選|よい求人に出会うためのコツを徹底解説
おすすめの障害者向け求人サイトはどれ?
自分の障害に合った職場を見つけ、やりがいを持って働くことは重要です。しかし自分に合った転職先を見つけることは容易ではありません。
そこで利用したいのは障害者向けの求人サイトです。障害者向け求人サイトでは障害者のニーズに特化した求人情報とサポートを提供します。
本記事では障害者向けの求人サイトの中でも特におすすめのサイトを紹介します。それぞれのサイトの特徴や利用者の声をもとに、あなたにぴったりの転職先を見つけるお手伝いをいたします。
本記事を書いている私は障害者手帳3級の精神障害者です。当事者目線で解説します。
複数サイトへの登録がオススメ
求人サイトは複数利用がおすすめです。転職を成功させた人は2社以上のサイトを利用したというアンケート結果もあります。
- 障害者向け求人は少ないから
- 各担当者から異なる視点をもらえるから
- 各サイトごとにサービスに特色があるから
そこで本サイトでは3つの求人サイトの登録をオススメします。
おすすめの求人サイト一覧
障害者向け求人サイトでオススメなものをランキング形式でご紹介します。
拡大して見てね!PCの方はクリックして拡大してね
公式サイトはこちらから(スマホの方は左右にスクロール)
ここからは各サイトについて詳しく解説します!
絶対に登録したい求人サイト3選
絶対に登録したい求人サイトを3つ厳選しました。基本的にはこの3つのサイトに登録しておけばOKです。
- 圧倒的な実績(転職支援数No.1、カウンセリング満足度95%、定着率96%)
- 公開求人数は1,400件、非公開求人数は全体の90%
- 障害者が多く働く特例子会社が運営しているため障害者への理解が深い
「dodaチャレンジ(デューダ)」は、CMでお馴染みのdodaの障害者に特化したサービスです。『障害者雇用を、成功させる』をミッションに掲げ、障害者の転職支援サービスを展開しています。
障害者の転職支援数は国内No.1。障害者の転職活動と言えばdodaチャレンジです。転職活動を始めたら最初に登録したいサービスです。
①3つの圧倒的な実績
- 転職支援数No.1(※1)
- カウンセリング満足度95%(※2)
- 定着率96%(※3)
(※1)2022年度厚生労働省「人材サービス総合サイト」より、(※2)2022年度カウンセリング後アンケートより、(※3)2021年度6ヶ月就業継続率より
dodaチャレンジは圧倒的な実績を叩き出しています。この実績はキャリアアドバイザーによる徹底したサポートから成り立っています。
- 可能性を広げるキャリアカウンセリング
- サイトに未掲載の非公開の求人の紹介
- 求人紹介だけではなく企業との条件交渉も
- 面接や書類作成までフォロー
- さまざまな転職ノウハウを提供
②非公開求人が90%以上
dodaチャレンジは大手・優良、外資系、ニッチトップ企業まで幅広いラインナップの求人を保有しています。サイトに公開されていない非公開求人は全体の90%で、トータルで14,000件の求人を保有していると予測できます。
非公開求人には応募が殺到する人気な求人が含まれており、希望に合った求人に出会えるでしょう。非公開求人の紹介は、キャリアアドバイザーとのカウンセリングが必要であることにご注意ください。
③特例子会社が運営
dodaチャレンジを運営するパーソルダイバースは、総合人材サービスパーソルグループの特例子会社です。特例子会社は障害者を雇用することを目的に設立された会社で、多くの障害者が働いています。
社員の69%*が障害者手帳を保有。障害者が活躍している会社のため、障害に対する理解が非常に深いです。障害者雇用の経験・ノウハウは、他のどのサービスにも負けません。(*)2023年10月時点
- 転職サポート実績No.1/利用者満足度93%
- 豊富なサービスラインナップ
- 検索機能・マイページが充実
「atGP(アットジーピー)」は、障害者向け求人サイトのパイオニアとして20年以上にわたり障害者の就職・転職をサポートしてきました。転職サポート実績はNo.1※で、利用者と採用企業のマッチングを多く実現しています。
(※)2021年2月株式会社メンバーズポップインサイトカンパニー調査結果より
就労移行支援サービスも運営しており、障害者の就職準備から転職まで一括サポートします。
①豊富なサービスラインナップ
atGPはさまざまなサービスを展開しています。下記は一例ですが、atGPに会員登録することで全てのサービスを利用できます。登録しない手はありません。
- atGP転職スカウト
- atGPエージェント
- atGPハイクラス など
②検索機能・マイページが充実
atGPは求人の検索機能・マイページが充実しています。勤務地、職種で絞れるのはもちろんのこと、atGPでは雇用形態、希望年収、こだわり条件などを細かく設定することができます。特に「障害配慮」「障害雇用実績」はユニークです。
③3つの就活方法を選べる
- 自己応募
- 企業からのスカウトを待つ
- 専任アドバイザーと2人3脚で進める
atGPでは3つの就活方法が用意されています。特にスカウトサービスは他にない珍しいサービスです。併用することも可能で、好みの就活方法を選ぶことができます。
- 取り扱い求人数No.1。ハローワークの求人も閲覧できる
- 大手エージェントと多数提携。他エージェントの求人も紹介
- 就労移行支援・就労継続支援も紹介可能
「障害者雇用バンク」は、障害者向けの就職・転職支援サービスです。これまではエラビバの名称で運営されていましたが、2021年5月より障害者雇用バンクとして生まれ変わりました。
新参のサービスのため、他サイトにはない画期的なサービスを展開しています。スマホひとつでカウンセリングから内定まで完結します。
①業界トップクラスの公開求人数!ハローワークの求人も閲覧可能
障害者雇用バンクは、業界トップの求人数で公開しています。ハローワークの求人も一緒に閲覧可能で、13万件の求人を見ることができます。
②大手エージェントと多数提携!他エージェントの求人も紹介
障害者雇用バンクは大手エージェントと多数提携しています。希望にあった求人が他エージェントにあれば他エージェントの紹介も行います。
自社サイトだけでなく他社サイトを含めて求人を探してくるなど、専任アドバイザーが利用者のニーズに合わせて臨機応変に対応します。
③就労移行支援・就労継続支援も紹介可能
障害者雇用バンクは転職支援だけでなく、就労移行支援・就労継続支援の紹介も行っています。全国の提携している事業所22,000件の中からあなたにあった施設を紹介します。
就労支援施設で仕事に必要なスキルを身につけることで、多くの人が転職を成功させています。就職に不安をお持ちの方は就労支援もご検討ください。
あわせて登録したい求人サイト
- 業界トップの公開求人数3,600件。地方の求人も見つかる
- 給料の高いアルバイト/パートも見つかる
- 就労移行支援No.1のLITALICOが運営
「LITALICO仕事ナビ」は働くことに障害のある方の就職支援サイトです。LITALICO仕事ナビに登録すると、障害者雇用の求人・就労移行継続支援A型B型・就労移行支援をまとめて探すことができます。
- 地方にお住まいの方
- アルバイト/パートから始めたい方
- 新卒就職に強いマイナビが新規参入
- 一定水準を満たした企業のみを紹介
- 障害者が活躍できる環境づくりをサポート
「マイナビパートナーズ紹介」はマイナビグループの特例会社が手掛ける障害者に特化した求人紹介サービスです。
マイナビと言えば新卒就職の際に多くの学生が利用する求人サイトです。そのマイナビが2020年に満を持してサービスを開始しました。実績はまだまだですがマイナビで培ったノウハウをもとに障害者の転職を支援します。
- 新卒就職の際に利用し馴染みがある
- マイナビ転職を利用したことがある
- キャリアアップをサポート。正社員検討者が対象
- 利用者にあわせて求人をオーダーメイド
- 精神障害を一都三県限定で手厚くサポート
「ランスタッド(Randstad)」は、世界38の国と地域に拠点を構える世界最大の総合人材サービスです。そのランスタッドが手がける障害者向けサービスがランスタッドチャレンジドです。
日本国内に120のオフィスをかまえており、そのネットワークを活かした幅広い求人を紹介しています。
(注)沖縄は対象外、精神障害をお持ちの人は一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)のみ紹介可能
- キャリアアップを目指している方
- 正社員を目指している方
ランスタッドの口コミ・評判はこちら
- 身体障害・内部障害の方を支援
- 求人数の少ないITエンジニア職に特化
- 面談後2ヶ月以内に内定へ
「TechAgentSana」は、障害者の転職を30年支援してきたエージェントサーナのITエンジニア色に特化したサービスです。専門スキルを活かしたい・身に付けたい方にオススメです。
給料が高いITエンジニア職で、年収アップを目指しませんか。
- 身体障害・内部障害の方
- ITスキルを活かしたい方、身に付けたい方
- 身体障害・内部障害の方を支援して30年
- 関東・関西に特化して手厚いサポート
- 転職後の離職者は0人(2020-2023年)
「エージェントサーナ」は障害者の転職を30年支援してきた老舗転職サイトです。関東・関西の身体障害・内部障害の方向けの求人に限定することで、求職者への手厚いサポートを実現しています。
障害者の転職は離職率が高いですが、エージェントサーナの2020から2023年の離職者はゼロです。求職者の希望に沿ったマッチングを実現します。
- 身体障害・内部障害の方
- 関東・関西にお住みの方
求人サイトを選ぶポイント
求人サイトはどうやって選んだらいい?
- 求人数の多いサイトを選ぶ
- 転職エージェントを選ぶ
- サポートの充実しているサイトを選ぶ
①求人数が多いサイトを選ぶ
障害者枠の求人数は、一般枠に比べて非常に少ないのが現状です。希望に合った仕事に出会うために、まずは求人数の多いサイトを選びましょう。
たくさんの候補の中から探せば、良い求人に出会う確率が上がるよ!
また、就職活動は複数の求人サイトを併用するのが鉄則です。複数のサイトを利用すればたくさんの求人を見ることができます。求人数の多いサイトを複数利用して良い求人に出会いましょう。
②転職エージェントを兼ね備えたサイトを選ぶ
転職エージェントってなに?
転職エージェントとはキャリアアドバイザーがあなたと企業の仲介役になり、求人の紹介などを行うサービスです。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーがあなたの就職活動をお手伝いします。キャリアアドバイザーのサポートを受けられる転職エージェントを選びましょう。
③サポートが充実したサイトを選ぶ
求人サイトを選ぶ際の3つ目のポイントは、サポートが充実しているサイトを選ぶです。サポート内容は求人サイトによって異なりますが、下記のサポートが得られる求人サイト選びましょう。
- 転職エージェント機能を兼ね備えている
- 応募書類の添削、面接の練習、面接の日程調整などをしてくれる
- 働く上での条件等を企業に交渉してくれる
就職活動を成功させる秘訣は、サポートが充実している求人サイトを選ぶことです。
就職活動を始める前に知っておきたいこと
障害者が就職活動をするにあたり、知っておきたい基礎知識をまとめました。
- 障害を開示して就職すると定着率が高い
- 就職活動は複数サイトを併用する
- 就職に強い不安があるなら就労移行を利用する
①障害を開示して就職すると定着率が高い
障害者の就職にはオープン就労とクローズ就労があります。
- オープン就労:企業に障害を開示して就職
- クローズ就労:企業に障害を隠して就職
クローズ就労を選ぶか迷う人がいますが、当サイトではオープン就労をおすすめしています。理由はクローズ就労をした場合、職場定着率が極端に低いからです。下記グラフを見てください。
- 左のグラフ:障害者枠(オープン)で就職した人の職場定着率
- 真ん中のグラフ:一般枠 オープンで就職した人の職場定着率
- 右のグラフ:一般枠 クローズで就職した人の職場定着率
ご覧の通りクローズで就職した人は、オープンで就職した人に比べて職場定着率が非常に低いです。右のグラフを見ると
- 身体障害:1年後に職場に残っている人は41.5%
- 知的障害:1年後に職場に残っている人は19.4%
- 精神障害:1年後に職場に残っている人は27.7%
職場定着率が一番高い身体障害でも、1年以内に半分以上の人が辞めていることが分かります。障害者がクローズで就職した場合、辞めてしまう人が多いのが現状です。そのため本サイトでは「オープン」で就職することをおすすめします。
②就職活動は複数サイトを併用する
障害者に限った話ではありませんが、就職活動は複数サイトを併用しながら進めるのが鉄則です。
特に障害者枠の求人数は、一般枠に比べて非常に少ないです。複数サイトを併用することで、選択肢がぐんと広がります。
③就職に強い不安があるなら就労移行を利用する
もし就職活動に強い不安を持っている方は、就労移行支援を検討しましょう。就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障害者を対象にしたサービスです。
就職に必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようにサポートを受けられます。イメージは就職のための学校です。様々なサポートを受けながら就職を目指します。
就労移行支援のオススメは下記にまとめていますので、参考にしてください。
よい求人に出会うための3つのコツ
最後に、よい求人に出会うための3つのポイントを紹介します。
- 登録後の電話&カウンセリングは必ず受ける
- 自分の障害や経歴、希望は正確に伝える
- 障害者の昇進実績がある企業か確認する
①登録後の電話&カウンセリングは必ず受ける
本記事で紹介した求人サイトは全て、利用者に専任アドバイザーがつきます。
登録後から2週間をめどに(最短、当日)
- 電話での簡単なヒアリング
- 詳細を確認するキャリアカウンセリング
が実施されます。これらはキャリアアドバイザーとの顔合わせの場です。電話でのヒアリングとカウンセリングを受けない場合、キャリアアドバイザーによる就職支援を受けられません。
よい求人に出会うために、必ず受けましょう。
②自分の障害や経歴、希望は正確に伝える
キャリアアドバイザーとの顔合わせが終わったら、就職活動が本格的に始まります。利用者の障害や経歴、希望にあった求人を、キャリアアドバイザーが紹介してくれます。
キャリアアドバイザーに正確な情報を伝えていないと、自分に合った求人が紹介されません。カウンセリングには、必ず自分の情報を整理してから臨みましょう。あらかじめ、紙に書き出しておくことがおすすめです。自己理解にも繋がりますので、必ずやりましょう。
③障害者の昇進実績がある企業か確認する
ヒアリングとキャリアカウンセングが終わると、キャリアアドバイザーからたくさんの求人が紹介されます。紹介された求人の中から、自分がよいと思った求人を選び応募していきます。
求人を選ぶ際に確認してほしい点は、障害者の昇進実績があるかどうかです。企業によっては、障害者に昇進ルートが用意されてない場合があります。キャリアアドバイザーに確認すれば調査してくれますので、確認しておきましょう。
障害者向け求人サイトまとめ
「絶対に登録したい求人サイト」「あわせて登録したい求人サイト」を解説しました。上述の通り、障害者雇用の求人数は非常に少ないのが現状です。それをカバーするためにも複数の求人サイトに登録しておくことをオススメします。
まずは「絶対に登録したい求人サイト」に登録して、就職活動をスタートしましょう。あなたの就職が成功する事を願っています。